国産車との一番大きな違い
車選びの基本として、まずは国産車にするのか、それとも輸入車にするのかと言う所からまず考えると思います。
輸入車と言ったら一度は乗ってみたいという憧れが、車好きの人でしたら絶対にあります!
そもそも輸入車と国産車と比べるとそんなに違うの?
ドイツ車・イタリア車・アメ車はカッコイイですからね!
ほとんどの人は国産車しか頭にないと思うけど、輸入車つまり外車への憧れを持っている人も多いから、いつかは外車に乗るのが夢だっていう人もいると思うんだ。
目次情報
1. 輸入車と国産車の一番大きな違いって知ってる?
1-1. 作り手の考え方
2. なぜ自動車メーカーは特徴が出るの?
2-1. お国柄が車造りに出る
2-2. 日本
2-3. アメリカ
2-4. ヨーロッパ(ドイツ)
2-5. ヨーロッパ(イタリア・フランス)
3. 使い方・メンテナンスの考え方
2-1. 車検制度
2-1. 消耗品
2-1. 日本製部品の耐久性
2-1. メンテナンス(まとめ)
4. 結局国産より輸入車が良いの?
5. 好みは変わるのです。(まとめ)
輸入車と国産車の一番大きな違いって知ってる?
●外車と日本車の一番の違いってなんだと思います?
それは、
車を作る人、使う人の車へ対する考え方が違うのです。
なに言っているのか分かりませんね?
意識の部分、接し方の部分が一番違うということなんです。
考え方が違えば接し方も変わってくるのが車ですからね!
例えば
①メンテナンスの考え方
②車の作り手の方向性
③車の使い方
この部分が日本とは大きく違うんです。
具体的に例を出すと、各国の道路環境によって車の性質って変わってくるのです。
作り手の考え方。
車の作り手の素となるのがブランド構成なんです。
先ずどういった車メーカーにしたいのか?
ということから始まるのですが、
定めたブランドを作るべく自動車メーカーは車を開発しているのです。
日本車メーカーは?
日本のメーカーは、TOYOTA、HONDA、NISSANと大手はどちらかと言うと一般受け、を狙ったブランド作りから入っていると思います。
簡単に言うと、いっぱい売れて、誰にでも馴染む車を作っているんですね。
昔よく言ったのがトヨタの80点主義。
誰にでも80点の車作りだから、それなりにだけど飛び抜けて良いというわけではない。
まさに今の日本のメーカーそのもののような気がしますね。
輸入車は?
ベンツ・BMW・アウディは確固たる車の方向性を持っています。
それはプレミアムだったり、先進デザイン、BMWの駆け抜ける喜びですよね?
こう言った車の質を高めていっているのがドイツ車の特等ですね。
もちろんフォルクスワーゲンや、フィアット、プジョーなど、大衆車と呼ばれるメーカーもそれぞれ個性が有ります。
そんな中でもやっぱり車は国柄がでているなと思いませんか?
それにはシッカリとした理由が有るんです。
なぜ自動車メーカーは特徴が出るの?
日本には日本車の、ドイツ車にはドイツ車の、アメ車にはアメ車、各車メーカーはそれぞれ特徴がありますね。
ではなぜその様に車にはお国柄が出てしまうのでしょうか?
モチロン開発している人のお国柄性格なんてのもあります。
イタリアのアルファロメオなんてそうですが、もっと根本的な問題が有るんです。
その理由は、各国の道路事情に左右されるんです。
お国柄が車造りに出る
各国の道路事情と車の関係をあげてみますね!
日本車
●島国で道が狭いのでコンパクトカーが使い勝手良好。信号が多いのでストップ・アンド・ゴーが頻繁である。
アメリカ車
●広い大地を走るために車も道路も排気量もビッグサイズ。走り出したら頻繁には止まる必要がないので(広大だから)大きな車でも持て余すことが無い。
ヨーロッパ(ドイツ車)
●各国は狭くても国と国が道路でつながっているため長距離移動が多い。そのため高速巡航が得意な車の傾向が多い。
ヨーロッパ(イタリア車・フランス車)
●石畳の道路などが未だに現役のため比較的荒れた道路が存在する。荒れた路面にはバネが柔らかくてショックを吸収する車が走りやすい。プジョーの猫足、シトロエンのハイドロなんかはその土地のために開発された性能ですね。
こう言った道路事情や車の使い方に対して様々なマッチングが有るのですが、車を開発するメーカーの技術力にも大きく影響されますが、運転した時の感覚はやはりこの道路事情が一番大きく影響していると感じますね。
比較すると一目瞭然な国が
日本車 vs アメリカ車 vs ドイツ車 vs イタリア車・フランス車
ですね、vsと書いていますが対決では有りませんよ、飽くまでも比較です。
アメリカ車のように大きな車はアメリカ本国ではとても使い勝手が良いのですが、あの巨体を日本へ持ってくると瞬く間に持て余しますよね?
人気のドイツ車でさえ、日本では高速道路では気持ちよく走りますが、やはりチョイノリや狭い路地では小回りの効く日本車には勝てません。
各国それぞれの特徴と風土にマッチした開発がされているのです。
もちろん近年はグローバル戦略として、世界で売れるような開発がされては居ますが、根本な部分ではテストコースや開発者の生活環境がその国に染み付いているので、各国の特色が反映されているのでしょうね。
使い方とメンテナンスの考え方
日本車メーカーは本当に凄いと思います。
何がと言うと、本当に壊れませんから。
この耐久性はグローバルスタンダードは日本車と言っても良いと思います。
以前ボクが乗っていた車はTOYOTAのBb。
この車35万キロノントラブルで走り切りましたからね。
※最後にたった一つだけ不具合が出たのですが、それはヘッドライトが切れてしまったという、故障のうちにも入らない事でした…。グローバススタンダードと言うのは日本車のことですね。
では輸入車は壊れるの?
と言ったら、実はそう言う事でもないんです。
ここに、車作りと車の使い方の考え方に違いが有るんです。
日本車は車検制度がありますね。
多分整備はこの2年に一回の車検の時だけシッカリとやっているはずです。
それにしても車の耐久性は日本車は凄いとお見ます。
日本車の考え方に10年10万キロで寿命という考え方が有りますが、実は今の車はそんなでは壊れません。
TOYOTAは耐用年数40年で設計しているそうです。確かに昔の車は10年も経つとボディに穴が開いてしまったりもしましたが、今のの車はそんなことは有りません。
ただ、ソコソコで乗り換えて新しい車を買って欲しいのが本音ですから、そう言った乗り換えを促しているんです。
実際ユーザーも乗り換えを楽しみにもしていますからね。
そこで輸入車が壊れるの?と言ったらチョット番うんです。
特にヨーロッパ車ですが、一台の車を長く乗るという考え方なんです。
20万キロ30万キロ乗っている車は沢山あります。
そのためには、ポイントと成る部品を変えなければなりません。
大体変える部分と言ったら
ゴム部品(エンジンマウント・タイミングベルト・ウォーターポンプ・プラグ・ブレーキロータ・パッド)
こんな所ですかね?
この部品日本車では変えずに終了って部分も有ります。
しかし、外車はこの部分を取り替えればまた、新車時のようなフィーリングに戻すことが出来るのです。
そう言った部分の寿命が短いの?
と言ったらそうなのですが、ただ耐久性が悪いわけでは有りません。
耐久性が低い分、乗り心地だとか、ハンドリングだとかの品質が高いんです。
質を上げて、ヘタったら交換するそう言った発想だから、メンテさえしていれば長持ちするんです。
日本で輸入車が壊れるイメージが有るのは、そう言ったポイントと成る部品を交換メンテする意識のない人が乗るから壊れるっていうイメージが付いているんですね。
壊れたじゃなくて、交換時期だっただけなんです。
でも、外車はマイナートラブルが多いのも本当のところですが、そこは単純に日本車を褒めてあげましょう。
スイッチが取れちゃったとか、窓が開かなく有ったとか車が走れなくなるようなトラブルはそうそう無いものですよ。
結局国産より輸入車が良いの?
結局国産より輸入車が良いの?
と言われれば少し違いますよね。
コストを下げて安く買えることも日本車の魅力ですし、日本車の凄い所はやっぱり壊れない!
メンテナンスフリーで乗れることもかなりのメリットですからね。
飽くまでも車お良し悪しは使う人の価値観に大きく作用されます。
運転が好きな人はスポーティな車、遠出は好きな人にはドイツ車、チョイノリや遠出はしないよ!と言う人には日本車がピッタリなわけで、イタリア車など故障が確かに多い車も有りますが、そう言ったイベント(メンテ・修理)が好きな人には最高のおもちゃになりますからね!
その中でも日本車は、日本の道を知り尽くした人たちが、日本の道用に設計し作られているので使いやすさは断然日本車なんです。
でも、輸入車はそれそれ個性があって、その個性を楽しめるのは、楽しい車ライフの入り口ですよ!
気になる車があれば誰が何と言おうと、乗ってみるのが一番です!
好みは変わるのです。(まとめ)
私の愛車遍歴を見ていただければ分かるのですが、流行や歳・結婚・子供と生活環境も変われば好みも変わります。
若い時にはスポーティな車から徐々に大きな車に興味を持ち始めます。
大きな車にのると今度はライトウエイトに乗ってみたいというように、無い物ねだり的に乗ってみたい車って変わってくるものです。
何が言いたいかというと、各国の車はそれぞれ特徴がありますが、どこの国が良くて何処の国がイケないというものは全く有りません。
初め日本車に乗っていた人は外国の車に憧れます、その時は外車の凄さや良さが分かるかもしれませんが、しばらくするとまた、日本車の良さに気がつくものです。
最終的にはその人の好み、生活環境など様々な要因で好きな車を選ぶということが一番後悔しない車選びの基準になるのではないでしょうか?